女子体操 宮川紗江さんの勇気の告発

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精神科ナースここあんです。

今日はひとりの女の子に焦点を当てたいと思います。

 


 

2018.8.29の

体操の宮川紗江さんの記者会見を見て

凄く信念を持った強い女の子の姿に感動すら覚えた。

 

私は体操のことなどよくわからないが

体操が大好きで純粋にオリンピックを目指している女の子が

どんな思いでここまで来たんだろうか…

 

 




オリンピックに出場できるかはわからないが

もうすぐの届くところまで来ている選手が

上の圧力により信頼しているコーチと

意図せず引き離されて戦っていなければならないという

絶望感、恐怖は相当な苦痛であっただろう。

 

しかし彼女は自分ひとりの問題であれば

この記者会見で告発はしなかったと思う。

 

オリンピックというニンジンをぶら下げられて

圧力に苦しめられている他の選手の存在も知っているから

勇気を出してを上げたのだろう。

 

もちろんコーチによる暴力はあったとも告白しているが

それは自分が危険と思われる練習をしてしまったことで

怒られてしまったと話している。

そのあとも反省会をおこなってフォローもされているとのこと。

 

小学校からコーチングしたもらい信頼関係があるからこそ付いてきているのに…

に落ちない暴言、暴力ならとっくにコーチの元を離れていたであろう。

コーチも暴力については反省ているという。

なのでその間にわだかまりは感じられない。

ここまで強くしてくれた、体操の楽しさを教えてくれた恩人に

対する感謝の気持ちは持ち続けているようである。

だからコーチの無期限の処分には納得いかなったのだろう。

 

その信頼ある子弟関係を

オリンピックという名のもとに

引き裂き、上に立つものが圧力を掛けて

強化選手として手元に置き、もしも金メダルでも取れば

「私たちが育成した選手です」と所属の企業

アピールにもなり、

そこにはお金も発生するであることは

素人の私にも予測がつく。

 

それ誘いを断れば、があってもオリンピックに

出られない可能性が出てくる。

 

その苦しみを宮川紗江さんは心に深く刻み、思い悩み

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告発をしたことは本当に勇気のある行動だと思う。

 

マスコミを使って世論に問いかけることは

今の時代賢い選択であろう。

賛否両論はあるかもしれないが…

 

その告発に対し協会トップは

全て彼女の言葉は「」と言っている。

宮川紗江さんはその発言も想定内と語る。

ひとりの考えではなく沢山の知恵ももらっていることも

伺えるが何事にも屈しない強い姿勢を感じる。

これから圧力を加える者との対決は弁護士をも巻き込んでいるので

この先容易でないと思われる。

18歳(当時)の女の子がこの重圧に耐えられるのか…

 

2020オリンピックがもう目の前に見えているこの時期であるが

権力に屈せず、その強い(本当はすごく苦悩していると思うが)心で

突き進み、

世論を巻き込んででも健全なスポーツを黒い闇に封じ込めないことが大事だ。

 

相撲、ラグビー、バドミントン、ボクシング、レスリングなど

ここのところ会長、コーチなど上の圧力発言が続いている。

 

告発することはすごく勇気のいることだ。

でも告発しなければ、闇を変えることは出来ない。

健全な世の中は失われていく…

企業もそうだが…

告発したものを排除する世の中も変えていかなければならない。

 

「私は純粋に体操が好きです」

 

そんな同じ気持ちを持つ多くの選手の気持ちを受けて立ち上がる

彼女の行動に頭が下がる。

例え若くてもそんな強い意志を持つ人は尊敬に値する。

 

「私は18年しか生きていませんが今が一番の勇気を出してここに立っています」

生きてきた年数は関係ない。

 

その勇気ある行動を応援したい!

 

追記:

8月31日 宮川選手を守ろうと第三者委員会が立ち上げられました。

しかし体操協会トップの塚原千恵子氏の反論もありました。

18歳の女子が嘘をついていると思えないので真実を語ってほしいですね。

 

 

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