今世紀にはがんは脅威でなくなる?/ノーベル賞受賞で高まる期待
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2018年 本庶佑教授がノーベル賞医学生理学賞受賞。がん免疫療法で「人類の転機」
医学の向上を期待してやまない精神科ナースのここあんです(*^^*)
がんは誰にでも罹患する可能性がある病であることは皆さんご承知であり、現在も死因第一位です。
ここあんは昭和生まれなので小学校の頃、「21世紀に入るころはがんはもう完全に治る病気になる」と勝手に思っていました。
しかし、21世紀に入ってもがんが完治するというニュースも話もなし。
映画「2001年宇宙の旅」を子供の頃観て21世紀はとてつもなく進歩しているんだろう、宇宙に行くのも当たり前なんだから医学も進歩してがんも風邪みたいに治せる時代になるんだろうなと考えていました。
しかし今、医学は意外に進歩していないなという印象です。
もちろん日々進歩はしていますが、私が思っていた未来とはちょっと違うな、と思います。
調べたら「2001年宇宙の旅」は1968年の作品です。その時代から考える2001年には有人の宇宙船で遠い宇宙に行っているんですね。
でも、実際宇宙へは行ってますが、地球の周りであり、遠い宇宙へは無人探査機のみですね。
無人でも遠い宇宙に行かれる技術があることは凄いことですが。
そんな凄い技術があるのに、いまだにがんで亡くなっている人が多い現実。
宇宙開発技術と医療技術は全く違うものだけど、医学の進歩に期待してしまいます。
生きたくても生きられない人、手遅れになってしまったからって人生をあきらめなければならないのは何とも切なすぎます。
ここあんの父親もがんで大きな手術をしています。
がんと聞いたときは「お父さん死んじゃうのかな」と母と泣いたことがあり、泣いている最中、父が帰宅して驚かせてしまいました。
幸い、知り合いの紹介もあり、手術も早期に行うことが出来て命は守られました。
しかしその後も後遺症の手術をしたりとたくさんの困難もありました。
母はそのことでうつ病も発症しています。本人ばかりではなく家族も辛い思いをしてしまいます。
もし命の期限を告げられたらどんなにその期間は不安定な毎日になっていたでしょう。
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でも、今回がん免疫療法によりノーベル賞を取ったことでがん治療に拍車が掛かっていくのではないかと期待せずにはいられないです。
山中伸弥教授がiPS細胞でノーベル賞を取ったことでも研究に拍車が掛かりいろいろな技術が生れています。
治せなかった病が治せるようになる世の中となるように研究者たちは日夜頑張っていることでしょう。
利権に溺れることなく、研究を純粋に続けてほしい…
現在その研究・開発によって作られたがん治療薬「オプシーボ」は効く人、効かない人がいて、副作用や高価な点などまだ課題も多いとのこと。
本庶氏も「いずれは問題は解決する」と言うようにもうそう遠い未来でなくがんが治せる時代が来るでしょう。
ここあんが子供の頃描いていた未来がもうすぐ来る。
この賞を取ることによって注目され多くの人が関心を寄せ、医学が進歩していく。
今「人類の転機」と言えるかもしれません。
人が本来持っている免疫力の力でがん細胞をやっつける手法で一人でも多くの人が助かってほしい。
ここあんは何より人の命を大切だと考えています。1人の命は地球より重いです。
難病も治る世の中に研究者たちの活躍に期待大です。
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