南海トラフ巨大地震に備えよ!/ 家族の命を守るためにするべきこととは…
スポンサーリンク
巨大地震 MEGAQUAKE 地底で不気味な動き・・・南海トラフの予兆か!? 生死を分ける「選択」
精神科ナースここあんです。
ここあんが心配で気になっていたことがNHKスペシャルで放送されていました。
2011年3月11日東日本大震災で多くの大切な命が奪われてしまいました。
あの教訓を生かし、命を守らなくてはならないと強く思ってきました。
命を守るヒントを見つけてみましょう。
2018・9・1放送 NHKスペシャルより
南海トラフ 最大マグニチュード9 震度7の激しい揺れと10mを超える巨大津波が各地を襲う!
その時、東京、大阪、名古屋で都市機能が麻痺…
経済損失は1410兆円。それは国の年間予算の10倍を超える。
最近の科学は南海トラフ巨大地震が起きるXデーがより近づいていることをとらえた。
地下深くで地盤がゆっくりずれ動く不気味な現象スロースリップ…
科学者曰く「確実に発生に近づいている…」
刻々と迫るXデーにどう備えればいいのか…
国は危険を知らせる新たな制度を導入した。
それは”臨時情報”...
そのとき人々はどう行動するのか?
アンケートから浮かび上がったのはパニックの可能性である。
今後30年間に南海トラフが起きる確率は70%とされていたが
2018年80%に引き上げられた。
専門家の話では
東日本大震災では 死者、不明者 約2万人
南海トラフ巨大地震では 死者約32万人(最悪推定)
と言う。
研究者「スロースリップが巨大地震に関係している可能性が高まってきている。大きな地震が起きる前はスロースリップが近づきそのひずみが最大となったところで巨大地震が起きている」と…
気象庁 地震火山現業室(南海トラフ巨大地震などを監視している)
地震が起きた場合、臨時情報を発表する。
事前に巨大地震の可能性を伝えることで自治体や住民、企業などの備えを促し被害を減らすことが目的である。
気象庁職員「それにより何らかの防災対応ができると考えている」
巨大地震の前兆は必ずあるのか?
必ずあるということもなく 前兆なく突然起きることもある。だた2つのケースが過去に起きている。
①震源域の片側で起きてその後残りの領域が大地震を起こすケース
過去の南海トラフでも2つの巨大地震が時間差(数時間から数年の差)で発生している。
②本震の前に小さな地震が起きて大規模な地震が起きるケース。前震という。
南海トラフ巨大地震危険区域
臨時情報が出ても必ず地震が起きないこともある?
そういう場合もある。巨大地震が起きれば甚大な被害が起きるので空振りの覚悟で見逃しだけはしないでその時にできる対策をしておく。
被害が想定される沿岸の自治体や住民に臨時情報が出されたらどう行動するか大規模なアンケートを行い専門家とともに分析。
そのとき私たちはどんな状況に直面するのか?
シュミレーションドラマより
スポンサーリンク
臨時情報発表➡避難所に避難する➡1日目地震来ない➡2日目も地震来ない➡3日目「もう地震は来ないかもしれない」と自宅に帰ろうとする人たちがボチボチ出てくる➡避難所で3日目で帰ろうとした途端……地震が…(”Д”))!
臨時情報が出てもすぐに巨大地震が起きるとは限らない。ではどうしたらいいのか?
臨時情報の解除の判断は難しいとされる(気象庁)
事前避難の長期化にどう対応したらいいか?
忍耐の限界は3日とか1週間が判断の材料となる。
その後はどのように生活していくのか?
危険性が下がったわけではないので十分な警戒をしながら普段の生活を続けること以外にないということになる。
できる対策とはどんなものがあるか?
安全な避難路の確認、心の準備をしておくだけでも適切な対応ができてくる
パニックを起こしてしまいそう…
臨時情報を冷静に受け止めながら災害を減らすためにどう使うかを考えよう!パニックは冷静な判断を失わせて危険な行動を起こしてしまう( ゚Д゚)
「臨時情報」発表で学校・幼稚園・保育園は?
津波危険度の高い地域は休校考慮する。
津波危険度の低い地域なら万全の注意をしながら通常に通りに。
「臨時情報」発表で沿岸部の交通機関は?
出来る限り交通機関は止めずに社会への影響を小さくする事が大事。
沿岸部を通る路線は対応を考える必要。
もっとも大切なことは命を守ることを最優先にしながらできるだけ社会も維持していくこと。
臨時情報が出た時にどう対応するかあらかじめ考えておくことが大切。
沿岸部以外でも被害に遭うことは考えられるので対策が必要
南海トラフ巨大地震 国の被害想定
死者 約32万人
津波 約23万人
建物倒壊 約8万人
火災 約1万人
建物倒壊で8万人もの犠牲者が出ると予想されている。
火災延焼でも1万人 併せて約10万人ほどの被害者が出ることが予想される。
臨時情報が出た時にやっておくことは?(普段からやっておくことが大事)
◎家具の転倒防止の確認!
◎消火器・防災用品の確認!
◎外出時の避難経路の確認!
面倒くさくてできないという人もいるかもしれないが臨時情報が出た時ぐらいは本気になってやる!
郊外で山の近くは土砂災害の危険度が高いので事前避難が必要である。
地震後は1週間程度生活できる備蓄の確認。
科学者「科学が地震による被害者を少なくできることを夢見て仕事をしていきたい。」と。
「南海トラフ巨大地震Xデーが訪れる前に今何ができるのか問い続けることが私たちの未来を変えるカギになるのです」
まとめ
南海トラフ巨大地震の発生率は30年以内に80%起こるとすでに発表されている。
今日、明日起こるかもしれないし、1年後、5年後、…30年後かもしれない。
起きる可能性が高いとわかっているのに何もしないのは恐ろしいことだと思う。
家族との話し合い、家具の固定、備蓄、避難用具の用意、沿岸部なら津波による避難経路の確認、訓練、お年寄りの避難のさせ方の確認など出来る限りの想定をしておくことが大切である。
どこで起きるかもわからない。まずは自分の身を守ることが大切である。とっさの判断は難しいがいくつかのシュミレーションをしておくことで守れる命がある。
32万人の人が亡くなってしまったら日本はどうなるんだろう。借金だらけの日本にとって復興はとても難しいだろう。巨大地震は起こらないことが一番いいがすでに地下の地盤は危険なところまでずれ込んでいる。
家族を守るにはどうしたらいいか。今一度考えていくことが必要な時期に入ってきている。
記事に興味を持っていただけたらクリックお願いします!
人気ブログランキング
スポンサーリンク