統合失調症/陰性症状と認知機能障害について
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統合失調症の陰性症状について
統合失調症には陽性と陰性があります。もう一つ認知機能障害もあります。
今回は統合失調症の陰性と認知機能障害についてお話したいと思います。
陰性症状
陰性症状とは-(マイナス)症状とも言えます。
感情の表現が乏しくなり、意欲が低下していく症状です。
陽性症状が落ち着いた後に出現することが多いです。
【感情の鈍麻・平板化】喜怒哀楽の表現が乏しくなってしまう
ただの気分の落ち込みとは違い、感情の表現が出来なくなってしまいます。
人と目を合わせなくなったり、無表情かそれに近い表情となることが多いです。
また自分の気持ちを伝えにくくなったり、他人に無関心になったりします。
☆関りを持とうと話しかけても返事がなかったり、拒否されたり、呼びかけに無視されたり、
ネガティブな事ばかり言われたりします(T_T)ヘンジシテヨ⁻
【意欲の減退】意欲、気力の低下がみられる
自分から行動を起こしたり、根気よく何かを持続することが出来なくなってしまいます。
勉強や仕事、趣味で今まで興味のあったものでさえ「やろう」とする気力が湧かず、
何に対しても関心がなくなってしまいます。
☆歌が好きだった患者さんにカラオケを勧めても拒否されたり、絵を描くことが好きだった患者さんに
「一緒に描きましょう」と話しかけても首を横に振られたりします(*_*;ダメカー…
【思考の低下】会話量が減り、話してもつかみどころがない内容となってしまう
思考能力が低下し、会話量が極端に減ってしまいます。
話しかけても返事を殆どしなくなり、素っ気ない内容の返事となったりします。
人との関りが減ってしまうので、自閉症や抑うつの症状とよく似ている部分もあります。
☆「食事ですよー」と呼びに行っても「行かない、来ないで!」と言われたこともあります。
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とにかく掴みどころがないので看護が非常に難しいです…(*_*)ショクジセヨ
認知機能障害について
認知機能とは、記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断などの知的な能力を言います。
この認知機能の障害がみられ、生活・社会活動全般に支障をきたしてしまいます。
このため日常生活が困難となってしまいます。
認知症の症状によく似ています。
このように統合失調症の症状は一口では説明できないほど難しい病気です。
今のところ寛解はありますが完治は難しいとされています。
将来的には完治できる世の中が早く来ることが望まれます。
『研究者さん、製薬会社さん早めに完治の処方お願いします!」ここあんより
参考HP:統合失調症ナビ
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“統合失調症/陰性症状と認知機能障害について” に対して1件のコメントがあります。
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