ここあんの看護学校/受験体験記 (准看護学科編)
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こんにちは。精神科ナースのここあん🌻です。
今日は私の看護学校入試の体験談をお話します。
私の場合は40代後半の受験で既に高校を卒業して30年近い歳月を過ごしてきたのでお勉強に関しては全く自信ありませんでした(*_*;
当時どのくらいのレベルで受験できるのかもよくわからず。准看は一応中学卒業した者と卒業見込み者が対象なので中学卒業程度の学力が必要とのことですが…。
この受験に向けて何か月も前から勉強してきた人もいたようで後で聞いて「そうなんだぁー」と驚きました。仕事を辞めて受験勉強していた人もいました。
本気度が伺えますね。
私が看護師になるということはほぼ偶然からで急に決めたのでした。(詳しくはTOPページに経緯を紹介しています。ここでは割愛します)
今日は私の看護学校入試の体験談をお話します。
私の場合は40代後半の受験で既に高校を卒業して30年近い歳月を過ごしてきたのでお勉強に関しては全く自信ありませんでした(*_*;
当時どのくらいのレベルで受験できるのかもよくわからず。准看は一応中学卒業した者と卒業見込み者が対象なので中学卒業程度の学力が必要とのことですが…。
この受験に向けて何か月も前から勉強してきた人もいたようで後で聞いて「そうなんだぁー」と驚きました。仕事を辞めて受験勉強していた人もいました。
本気度が伺えますね。
私が看護師になるということはほぼ偶然からで急に決めたのでした。(詳しくはTOPページに経緯を紹介しています。ここでは割愛します)
スタートはまず看護学校に電話する!
看護学校に「あの受験したいんですが…」と電話したところ、職員さんの返事が「明日、前期入試の締め切りです」と言われました。
「えー!明日?今から行っても間に合いますか?」と恐る恐る聞くと「課題の作文がありますけど明日までに提出できれば大丈夫ですよ。健康診断票は間に合わないので後日でもいいですよ」との返事。
「うー作文あるんだぁ。間に合うかな。どうしよう…。後期まで気持ちが維持出来そうもないしなぁ。とりあえずやってみるかぁ」と多少うじうじ考えてから決心いたしました(^^;
決心したら資料(書類)を取りに行くぞ!
看護学校に電話したのが午後3時過ぎ頃。車で飛んで行って(飛べないけど…)一時間後に学校到着!
受付で「あの、先ほど電話したものですが資料頂きに来ました」と新卒者の親ほどのおばさんの私に笑顔で「あ、はい。じゃ書類入ってますので。明日までに課題の作文と必要事項を書いて持ってきてください。健康診断票は後日持ってきてください」と念を押され、大きな封筒を渡されました。
この袋の中に看護師になるための書類が入っているんだぁ…ちょっとときめく(^^♪
いや、ときめいてる暇はない。急いで帰って開けてみる。願書は即書いてすぐに作文へ取りかかる。
課題の作文書くぞぉ!
確か「看護師になるために」が課題だったと思います。純粋に看護の仕事をしたくてしたくてしたくて…という理由ではないので悩みました。
まずは生活のためであることを正直に書きました。本当は小学5年の時、盲腸の手術のために入院した時に看護師さんの優しさに触れ、やってみたいと思ったことがありました。
しかし昭和後半は経済高度成長期、学校で勉強は少し頑張りましたがそこまで苦労することなく都市銀行に就職することができ、看護師願望は遠い世界に行ってしまいました。
そんなこんなで結婚して、初めての出産時意地悪なナースの心ない言葉と態度に傷つき、同じ産科で優しく人間味溢れたナースに心救われたこと、身体の弱い息子を通じて出会った沢山のナースや医療関係者に思うことなど、私一人だけでなく、家族もお世話になっていたことを思い出し、書き起こし、まとめました。
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原稿用紙2枚でいいところ3枚半書いていました。息子の身体が弱かったことがこんな時に役に立ったという感じでした。そんな思いを一晩で何とか書き上げ、次の日に無事提出することが出来ました。やったぁ。本当に期限内に書けたことが嬉しかったです(*^^*)
入学試験まであと10日だ!
書類関係はその後健康診断票など含めて約1週間ほどで全部提出し、いよいよ入試へ…しかし10日間ほどしか残ってなく、どう勉強しようかと考えました。
私のときの試験科目は国語、数学、英語でした。国語は日本人だから何とかなるかなー。英語は中学の時に海外ミュージシャンのファンになり少し勉強したし、問題は数学だ。数学を重点的に勉強しようと計画を立てました。息子の数学の参考書を借りて。錆びついてる頭よ、何とか動いてくれ!連立方程式、昔は解けたのに忘れているし…。そんなこんなであっという間にその日が…やってきました(+o+)
キター!試験当日…
いよいよ試験の日。受験者はもちろん若い人もいれば30代、40代くらいの人もいる。みんな頭良さそうに見える。定員数があるのでその中に私入れるのかなと不安…。でもやるしかない。出し切るしかない!
ん、試験思ってたほど難しくないぞ。全部解けたわけではないですけどね。内容は中学でちゃんと勉強していたらOKという感じでした。私はちゃんと勉強していませんでしたが三流高校に入ってからは上の方でした。自慢になりませんが…。
次に面接です。
面接は3人一組で行われました。隣席の30代くらいの男性は面接試験官に「あなたは作文半分しか書いてなかったけどどうしてですか?」と聞かれていました。(半分しか書かないで提出する人もいるんだー)とへんな関心をしていました。男性は「それしか書けませんでした」と正直に答えていましが…その男性は入学式にいませんでした。どんなに勉強できてもそれでは受かりませんね。質問はその男性のことだけが印象的で私自身に対する質問は覚えていません(^^;でも私の作文から質問があり、思いを伝えられたかなと思います。
合格発表
受験番号41番。玄関に貼ってある合格発表、遠くから捜したけど私の番号見えず「やはりダメだったかー」と…でも近づいたらあった、ありました。
あったから今があるんですけどね。しかしこの年はリーマンショックのせいで大卒も何人かいたり、受験者数も多く、今まで以上に倍率が高く、同じ病院で働いている人でも不合格の人がいました。次年度はみな合格しましたけどね。
こんなおばさんでこの不況の年、合格できたことは奇跡のようなものですね。凄く嬉しかったのと机に座って2年間学生として頑張れるのか不安もありました。
しかし…
これはここあんの体験記であり、看護学校によっては試験の難易度も面接の仕方も違うようです。各学校の教育方針も雰囲気も違います。
看護師になろうと考えている人はよく希望の学校のことを調べてから受験に臨んでくださいね。
准看護師から看護師になるコース(5年)と
看護師になるコース(3年or4年)がありますよ。
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