リアル コードブルー ドクターターヘリ 命の最前線

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実録ドクターヘリ緊急救命救急ー命の現場最前線 (2018.7.27放送フジTV)を見て思ったこと

 

場所は 千葉北総合病院 救命救急センター

そこでは多くの生死のと戦いがある。

重態患者は一分一秒で生死を分けてしまうため、ドクターヘリの役目は大きい。

救急車搬送であったなら助からない命も助かる可能性は高い。

通常なら諦めてしまう重傷重態患者でも最後まで諦めない…それが救命救急センターだ。

ドクターヘリ

千葉北総合病院がある千葉県印西市


救命Dr「見分けがつかないんですよね。ギリギリで助かる人と助からない人って。

本当に信じられないような人が助かったりするんですよね。

そういうの一回見ちゃうと

やっぱりギリギリを超えてるか超えてないかは

しばらくやってみないと分からない」

診ただけでは救えるか救えないかはわからない。

まずはやれるだけやってみる。

どんな状況でも命を救ってみせる。

ここのドクターは当直明け、休日関わらずどんな時も自分より緊急患者優先だ。

 

いつでもオペ体制は万全だ

 

昨夜から5人の患者が運び込まれた。眠る時間もない。

ーーMドクター(45)ーー

どんな夜中でも駆けつけ命を守ってきた。

 

バイク事故患者(60代)が運ばれてくる。

腹部内多量出血

いつショック死を起こかわからない。

意識が遠のく…だがどんな状態でも助ける。

 

Dr「ただ目の前の命に向き合っていた」

「楽観的には考えない、いつも悲観的です」

いつ急変するかは誰にもわからない。楽観視は出来ない。

バイク事故の患者は手当が遅れていたら亡くなっていただろう。

でもこの病院スタッフの手によって命を吹き返した。

 

バイク事故患者「(意識が戻った時ベッド横に)かみさんと子供が二人並んでいた。その時は嬉しかった」…

1ヶ月後退院。また1人の命が救われた。

家族にも笑顔が戻った。ドクターヘリで運ばれたことで人生を取り戻すことができた。

 

家族と共に退院 医師にとっても嬉しい瞬間だ


交通事故 患者心肺停止状態の患者

心停止から既に30分。

脳の酸素が1分ごとに7パーセント低下していく。

直接心臓を掴みマッサージを行う。

心臓が動き出した…

しかし1時間近く経ってしまっていた。

皆、長時間の低酸素状態のため諦めていた。

しかしM.Nドクターは諦めなかった。

「1パーセントの可能性でも追求する。

それがここのやり方だ」

1%の可能性を信じ手を尽くしたが…

脳は回復せず後日亡くなった。

「でもこれが無意味だと思っていない。追求していくと助かる可能性が出てくる

勝手に限界を決めてはいけない」

 

それまでの常識では助からなかった患者がドクターヘリ搬送により助かっている。

 

『ビヨンド・ザ・セオリー(常識を超えろ)』

 

ベテラン救命Dr「要は常識にとらわれてはいけない。

人が言うから自分はこう考えたっていう受動的なことをやっていると

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次の新しい一歩が進めない。

挑戦出来なくなってしまうから

自分の頭で考えろってことです」

 

ここの新人ドクターの給料は大卒並みだという。

しかしお金のために働いている者は誰もいない。

命を救うべく諦めない医療、そのための高度な技術を習得するため門を叩く。

志願する新人は毎年入ってくるが

その覚悟を確認させられる。

 

新人と言っても皆臨床経験済みの医師たちだ。

しかしこの救命救急センターでは新人だ。

手技が出来なくて手こずってる新人ドクター。

見かねた指導員ドクターに交代したらすぐに出来た。

「出来ないから代わってくださいと言えるか?」

言える覚悟。

恥ずかしくても。プライドを捨てて。

それが一分一秒を争う救命救急の現場であることを忘れてはならない。


 

ーー災害医療のプロフェッョナル Sドクター ーー

おごることなく患者への接し方も優しい。

患者の心に寄り添うことを1番に考えるドクターだ。

 

高校生の患者搬送。右肺の自然気胸。

空気の圧力が強く悪化すると心臓が止まる可能性がある。

ハァハァと息苦しそうだ。

Sドクター「大丈夫、心配するな。」

どんな時も患者に不安を与えてなならない。

「地位や名誉より人の命を助けたい。」

その気持ちこそが本物のドクターだ。

 


ーー整形外科班STドクター(37)ーー

「すみません。申し訳ありません」腰が低いが腕は立つドクターだ。

「何かあったら1番に駆けつけるから」

自分の生活より患者を助けることが生きがいだ。

親は開業医だが身体を動かすことが好きな彼は高校では偏差値30だったので当然医大に落ちた。

担任に「お前は5年経っても医者にはなれないだろう」と言われコノヤローという気持ちが原動力になった。

一年後東京医大に合格。人体の構造に見せられて整形外科の道へ。そして誰にでも信頼される技術を持ったドクターへ成長。

結婚式で飲酒後ガラスが左足に刺さった患者が運び込まれた。

足先が動かせず腓骨神経切断かと心配されたが細かい血管縫合オペで

命だけでなく身体的障害を持つこともなく回復させた。

彼は常に退院後の生活を見据えてる。

 

偏差値30でも諦めることはない!

人は向上心を持てば子供のころの成績は関係ないのだ!(ここは子供の教育に悩んでるママさんのために協調!)

 


ここの救急救命センターに勤めて5年の

ーーO女性ドクター(30)ーー

本当に5年いたのかと思うほどおっちょこちょいだが患者には優しくコミュニケーションを取っていく。励ますのが得意と言う彼女は患者からの信頼が厚い。しかし医療現場ではコミュニケーション不足と先輩に指摘されているが。優しさがゆえに時には命の選択をしなければならないという苦境に立たされる。優しくても自分に負けない意思は強い。

まとめ      

救命救急の現場に最初からあきらめはない。どんなにひどい怪我や重態で搬送されても命を救うことが第一だ。そこには妥協は許されない。しかし判断に悩み苦しむことの方が多いであろう。1%の可能性でもやれることはやってみる。それが救命救急だ。ドクターヘリのおかげで早く搬送ができ、いち早く治療が出来るようになった。

誰でも事故に遭う可能性はある、自分が…家族が…未来のことはわからない。

ドクターヘリや救命救急はもっと全国的にも増やしていかなければ、

救われる命も救われない。そして本物のドクターの育成こそが大切だと思う。

災害の多い日本。多くの人に考えてほしい。

 

 

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